Blog 妊活

What%27s NEW!

HOME // ブログ // トランス脂肪酸って結局どうなの!?

Blog 妊活

CATEGORY

  妊活 引くほう

トランス脂肪酸って結局どうなの!?

先日娘の通う学校給食の献立表にショートニングパンという記述を見かけました。

4年前、マーガリンパンが給食に出された時に学校専属の管理栄養士さんにお聞きしたところ(本人にしてみれば詰め寄られた感じだったかもしれません(・_・;)、それ以降マーガリンパンが出ることはなくなりました。

また問い合わせようか迷っていると、別の方が現担当者に質問し、その回答を見る機会がありました。

要約すると「WHOが定義するトランス脂肪酸の摂取量は1日の総カロリーの1%未満とされており、給食のみにおいては危険ではない」というものでした。

それよりもショックだったのは、「東京都の規格により、世田谷区で提供されるパンには全てショートニングが入っています」という記述でした。

ショートニングパンに限らず全てのパン食の時にトランス脂肪酸を摂取していたということを私が認識できていなかったのです。

確かに考えてみれば一食270円程度の材料費でバターを使ってくれというのは無茶な話でしょうし、栄養士さんを責める気もありません。

でも、トランス脂肪酸の過剰な摂取は明らかに心臓疾患や糖尿病などとの相関が認められていますし、認知症や不妊との関連性を訴える記事も見かけます。

今一度母として、妊活をされている方へアドバイスするときの指針として、私の考えをまとめたいと思います。

** 定期的にセミナーを行なっております。 満足度100%の妊活セミナーはこちらから詳細をご確認ください **

目次

総論OKで終わっているトランス脂肪酸論争

日本がトランス脂肪酸に対する指針を策定した時にベースとなったであろうレポートを読んでみました。「食品に含まれるトランス脂肪酸の 評価基礎資料調査報告書」という財団法人 日本食品分析センターが作成したものです。

かなりざっくりというと「平均的には日本人のトランス脂肪酸の推定摂取量はWHOの指針に満たない」という結果でした。そのため規制や法律でも縛ることなく、企業努力で低減するという現在の方向性になったわけです。

しかし、各製品の計測結果をよく見るとあることに気づかされます。

それは、製品によって含有量がかなり違うということです。

同じマーガリンでも、製品によって38倍、ショートニングでも27倍異なります。

「その平均を積み重ねて、1日の推定摂取量は0.7gで摂取エネルギー換算では 0.3%にも満たないから安全です」という結論で終わらせ、全く規制もなければ指導もないのは、かなり乱暴ではないでしょうか?

集団としての統計で法律や指針を決めるのはいいですが、その後、はみ出してしまう人たちへの手当があって然るべきだと思います。

事実、日本人を対象にした16日間分の食事記録を元に摂取量を推定した論文では、トランス脂肪酸摂取量が総エネルギーの1%を超えていた人が女性では24.4%と無視できない水準であったという結果が出ています。

論文だけではありません。
私の父は食品の品質に全く頓着しない人でトランス脂肪酸の含有率の高いものを食べ続け、糖尿病を発症し、心筋梗塞で一度心臓が止まりました。
店で売っているものは全て安全だと信じきっていたのです。

第一マーガリンだけ気をつけていればいいという話ではありません。この詳細は後述します。

1%未満であれば本当に安全なのか?

以前に耳にしてずっと気になっていることがあります。

「トランス脂肪酸は体の内部(血管や臓器)にこびりついたら剥がれない」という話です。

「プラスチック」と言われてしまう所以はそこなのかと思っていましたが、実際はトランス脂肪酸の特性である「可塑性」を英訳した"Plasticity"からきているようです。

その真偽はちょっと調べただけでは定かではないですが、関係していると思われる記述を見つけました。

「トランス脂肪酸であるエライジン酸は、トランス型の不飽和脂肪酸であり、植物性脂肪の部分的な水素添加やエライジン化によって生成される。融点43-45℃。」

リンクを前述したWikiからの抜粋です。

トランス脂肪酸が溶ける温度は44度前後。
ご承知の通り人間の体温はそこまで上がりません。
体内から溶け出してキレイに代謝されないと考えるほうが自然ですね。

となると蓄積量と排泄力が問題であるように思えてならないのですが、本当に総エネルギーの割合で考えても良いものなのでしょうか?

これもあれもトランス脂肪酸

<画像はウェブサイト『EM生活』より引用>

トランス脂肪酸が微量だとは言え、水素をぶつけて固めた不自然な食べ物を好き好んで体に入れる必要はありません。

できるだけ最小限に抑えるにはどんなことに気をつければいいのでしょうか?

実際にはマーガリンより、安価な菓子、菓子パン、インスタント食品、冷凍食品、サラダ油から摂取する方が多いと言われています。

先のレポートで製品によりトランス脂肪酸の量が大きく異なることを書きましたが、家庭用と業務用では圧倒的に業務用のものが多く含まれていたそうです。

マーガリンのように目立つものは低減努力をされていると思いますが、副原料として使われるようなお菓子にはそのような配慮がされていなくても不思議ではありません。

裏の内容表示に「植物油脂」「植物油脂」「加工油脂」と書かれていたらトランス脂肪酸が含まれている可能性は高いです。パーム油に切り替えている企業もあるかと思いますが、それはそれで飽和脂肪酸の摂り過ぎにも繋がります。

安価なサラダ油にもトランス脂肪酸は含まれています。
油を作るときにヘキサンという溶剤を使いますが、その脱臭のために高熱で加熱するときにトランス脂肪酸が作られます。

サラダ油を選ぶときには経済的に許せばですが、国産できちんと絞って生成した圧搾一番搾りを選ぶのが無難です。

パンなどを選ぶときには国産小麦でバターを使用したものが良いです。探せば普通のスーパーに売っています。書いていないときはたいてい海外産の小麦であり、グリホサートという農薬の残留の恐れがあります。

農薬の残留や遺伝子組み換え農産物のリスクを考えると、そもそも口にしない方がいい製品はたくさんあります。

実際、私は大量生産のお菓子やパンはほとんど買いません。
買わないと決めているわけではなく原材料を確認しても安心できないからです。

「そんなことを言ってたら食べるものが無くなります」と言われる方がいますが、その代償は全てご自身や家族に降りかかってきます。

完璧でなくてもいいのです。
完璧などありえませんから。

できる範囲でベストを尽くす、そのためにはまずは知って自分の選択基準を持つこと。
それが今後の妊活や子育てには重要なことなのです。

子育てセミナーも随時開催しておりますので、ご興味のある方はストアカをチェックして見てくださいね。

ブログ一覧