6月16日(土)に『塩麴・醤油麹を自分で仕込んで健康な腸をつくろう!』の講座がようやく開催されました。
ようやくと表現したのは、以前に栄養療法でガン患者さんをサポートする大野真理さんのセミナーでお会いした方々、前回の『妊活のための腸内環境づくり』と題した茶話会で自分で仕込める講座があるとお話し方々から熱いラブコールをいただき続け、講師の松本みほこ先生もとてもお忙しく、その合間を縫ってやっと実施にこぎつけたからなのです。
最初は『腸のなりたち』から発酵食や麹の知られざるパワーについて、思わず「へ~!」と口が開いてしまうおもしろいお話しが続きます。
フグの卵巣はヒトの致死量の猛毒が含まれていますが、糠漬け、つまり発酵させることで無毒化されるそうです。いまだその機序が分かっていないそうで、何か変更すると無毒化されないかもしれないから。製法から何から変更することができないそうです。
また、「日本人は腸が長い」というのも都市伝説かもしれないそうで…(^-^;
腸が健康を維持、病気を予防する上でどれほど重要か、腸内フローラや腸内環境に発酵食、とりわけ「もろみ」ごと食せる米麹のすばらしい効果などを学びました。
その後はいよいよ、試食!ではなく、仕込みです(笑)
(当日、試食をものすごく楽しみにされはりきっている方がいて、そのテンションが皆さんの笑いを誘い一気に場の雰囲気も和みました💕)
塩麴と醤油麹を漬けこむビンをそれぞれ配布され、こだわりの素材を説明しながら丁寧に計量しつつビンに詰めていきます。
塩はぬちまーすという沖縄のマグネシウムの含有量でギネスに載っているスグレモノ、醤油は『超特選むらさき』。きちんと熟成された本物の醤油を使います。
スーパーで売っている塩麴は、時間をかけて熟成されているかは分かりませんし、搬送中に発酵が進んで破裂しないように発酵を止めて出荷されます。その点、自分で仕込む塩麴、醤油麹は添加物を含まない材料を選べて、手間暇かけて熟成させるから栄養もばっちり、何よりおいしいのです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
漬け込んだ後は、熟成するであろう自分の麹のビンを前に置きながら、松本先生お手製の品々をいただきます。
醤油麹、豆腐、ゴマ油をぐちゃぐちゃと書きませ野菜のディップに。ゴマと醤油麹をまぶした天然鯛、たっぷりの玉ねぎのすりおろしを使った塩麴ドレッシング・・・。
日本酒出せー!という声も聞こえてきます。
お客様、落ち着いてくださいませ(^-^;
少人数の茶話会や講座の醍醐味は、距離の近さ!(*’▽’)
手も上げずに先生にポンポン質問できたり、見知らぬ受講者同士で仲良くなったり、同じ嗜好を持っていたりするから気が合うようで皆さん楽しそうです(^^)
当日、30年来の親友、まり子さんが伊豆から参戦。
彼女は伊東赤沢の海の目の前で『秋山』という民宿をしていますが、ダイビングが趣味という受講者の方が「今度行きます!」と盛り上がっていました。こんな出会いを創造できたことに私も嬉しくなりました。
そして、レシピの話の時も、火を通しても麹の効果が失われないのかなど、その場で疑問をクリアしたり、どんな応用の仕方があるのかなど、お友達感覚で話せるのも魅力です。
実際、冒頭で腸の勉強をしているときに、「免疫の7割は腸が担っています。後の3割は何かわかりますか?」と松本先生。
みな、難しい顔をして資料の文字を一生懸命追っているようです。
すかさず松本先生が「笑いです、あとの3割が笑いが必要なんです。」
そして、講座の終わりには皆さん笑顔になっていました。
すばらしく実践的ですね!(笑)
ご参加の皆様、楽しい時間を一緒につくっていただいて、ありがとうございました(^^)/
番外編: Special thanks, まりちゃん!
実は会場入りする前に『たいめいけん』でたんぽぽオムライスを堪能し、楽しいランチタイムを過ごしました。
彼女はうん十年前のミス小田原なんですよ~。しかも、とっても笑顔が素敵でやさしくて働き者。
この日も忙しい中日帰りで駆けつけてくれました。
まりちゃん、ありがとう~~~!